ADHDと運動

こんなことで困ってませんか?


忘れ物がすごく多い、約束事を忘れてしまう、集中が続かない、人の話をじっくり聞けない。
あなた、あるいは同僚はこんなことで悩んでいませんか?

もしかしたら、それはADHDの症状の一つかも?
ADHDは注意欠陥多動性障害のことで、近年では、社会で働きはじめて、これらの症状に困り、受診して初めて診断されることが多くなっています。
これは一般に大人のADHDと呼ばれています。

大人のADHDは、子どもの頃は落ちつきのなさや衝動性があっても、それは「個性」として受け止められて問題になりません。

しかし、社会人になってうまく業務がこなせずに困ってしまって、病院でADHDと診断される人が増えているのです。

もっとも、今は周囲のADHDの認知も広がり、幼少期にADHDと診断されるケースも多いようです。

ADHDの症状と脳


ADHDの原因は、脳の特定の部位のホルモンや、電気信号の調節がうまくいかず、その影響で多くの課題、症状が出てきます。
注意欠陥多動性障害と言われるように、子どものころから

・授業がじっと聞けない
・ふいに教室から出ていってしまう
・忘れ物が注意してもなかなか改善しない
・人の説明や長い話がうまく理解できない(注意不足)
・課題に対する集中の維持困難

これらの症状が見られ、社会人になっても忘れ物をしたり、会議に集中できなかったり、期日を忘れたり、多くの症状で苦しめられます。

ADHDの治療


現在、ADHD治療は①薬による衝動性や集中力の改善・抑制②ADHDの症状を理解して対策を取る。この2つが治療と対処の中心です。

これらの対策は有効ですが、薬は効果が出にくいケースもあり、症状理解による対策も当事者以外の周囲の人の理解も必要なため、まだまだ十分とは言えません。

そこで、脳に対する直接的な症状改善として運動が有効です。
運動の良い点は、誰にでも効果がある程度は確実に出ることです。
実際に、有酸素運動や無酸素運動による症状の改善は、臨床でも続々と出ています。

副作用もなく、脳に対する直接的な改善が確実にできる改善方法は現在は運動しかありません。ここでも運動は、深刻な不調を改善する最適な手段なのです。