ヒトは動いて進化した

生き残りと進化


大昔、僕たちの祖先が原始人だったころ、脳の容積はそれほどまだ発達していなく、知能も低いままでした。

しかし、生き延びるには、木の実などの食料場所やその場所、天敵である動物の弱点、特徴などを憶えている必要がありました。

そのために、ヒトの脳は動けば動くほど発達し、賢くなっていくという仕組みとなりました。

それが、現在繁栄している現代人類で、200万年ほど前にその脳や骨格は完成形となりました。

そして200万年後の今も、その体のシステムは変わっていません。

運動すると

運動すればするほど脳の血流が増加し、新鮮な酸素が運ばれ、脳細胞に刺激が入ります。
その刺激は新しい脳細胞を作り出す遺伝子のスイッチを入れます。

また、既存の細胞はさらに強化され、ネットワークを広げて記憶や思考・発想能力を強化します。

これが進化によって得た、脳を健康に育て、維持し、さらに強化していくヒトの体の仕組みなのです。

つまり、ヒトは動くことによって脳を健康に保てるのです。

この仕組みが、200万年前の人類と現代人類とで全く変わっていないのです。

皮肉な結果


ところが、頭がよくなりすぎてより便利で楽な生活を求めすぎた結果、慢性的な運動不足を引き起こしました。慢性的な運動不足は脳や全身への血流・刺激不足です。そしてそれが、動くことによって解消できていた「余計な」ストレスや本来なかった肥満を招き、現代病であるうつ病や生活習慣病を生んでいるのです。

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